イベント

2017-11-08

伝統芸能からドローンレースまで!浪江の今昔を堪能する2日間

7年ぶり!なみえに十日市が帰ってきた

”十日市”の始まりは、なんと明治6年!浪江神社の祭日として「市」を立てたことからはじまったイベントです。もともとは農家の収穫が終わる旧暦の10月10日に開催されたことから、この名が付きました。そんななみえ伝統のお祭も、震災後は二本松での開催を余儀なくされていましたが、いよいよ今年、震災後初めて、なんと7年ぶりになみえで開催されます。
 帰ってきた浪江の十日市!何より楽しみなのはズラッと並ぶ露店の数々です。なみえ焼そばはもちろん、焼き鳥や鮎の塩焼きなど、昔懐かしい浪江の味が堪能できること。中でもいつも欠かさず食べるのが、浪江商工会女性部の皆さんによる「なみっ娘すいとん」。肌寒くなったこの季節にまず最初にオススメの逸品です!もちろん、体の芯から温まりたい方は、鈴木酒造さんの「壽」「親父の小言」など浪江の銘酒シリーズもお楽しみください♪

福島県各地の踊りが楽しめる!「ふるさとの祭り2017」も同時開催

なんと嬉しいことに、7年ぶりの十日市と合わせて、”ふるさとの祭り2017”もなみえで同日開催!福島県内各地の民俗芸能がこの両日で堪能できるとか。一緒に踊ることはもちろん、伝統工芸の創作体験やご当地キャラのステージもあり、親子三世代に渡って楽しめます。

そのひとつがこの室原の田植え踊。二百数十年前からはじまったと言われているとか。凶作で困窮していた農民がようやく豊作を迎えたときに感謝と喜びを表現したことが由来だそうだ。以来、浪江町の室原地区では、五穀豊穣と家内安全を祈願して踊り継がれてきたものだという。田植え踊は3部構成になっているのも楽しみどころ。最初の種蒔舞では、道化が種を巻いているところにやってきた鬼を鬼退治。続いて、早乙女が出てくるこの踊りへ。花が早く散ると実りが悪くなるため「鎮めて鎮めてなー」という歌とともに花が散るのを鎮めています。最後はひょっとこが出てきて秋の収穫を喜ぶ石代量りという踊りへ。踊りの意味やルーツを味わいながら踊りを見てみると、楽しさも深まります。

ドローンにARにバブルジャンパーに!子供から大人まで最先端を楽しく体験ができる「ドローンフェスタ2017」も同時開催!

昔ながらの浪江だけではありません!なんと最先端の浪江も同時に楽しめるのが今年の十日市の目玉です。福島は、ロボット産業に力を入れていくイノベーションコースと構想を推進しているだけあって、最先端のドローンやロボットやARなどを駆使した最先端の技術が集まってきます!そんな最先端技術を使ったショーや楽しく体験できるイベントも開催されます。忍者ドローンによる障害物レース、最新ロボットのデモンストレーションはもちろん、ARを使ったドッジボールや最先端ロボット車椅子による介護体験コーナーなどなど、遊びに実用に学びと楽しみが広がります。中でも挑戦してみたいのはバブルジャンパー!新型はジャンプ機能が強化されたとか。これは、是非試さないと!!

食欲に、スポーツに、勉強に。
すべてが揃う「十日市inなみえ」。この秋、家族で足を伸ばしてみませんか?

<開催概要>
日  時:11月25日(土)10:00〜17:00、 26日(日)10:00〜16:00
場  所:浪江地域スポーツセンター
詳  細:イベント案内のPDF